女性は本来の姿に戻りたがっている…。そんなことを言われて、女性の私は最初、「そうだったっけ？」と思いました。それでも読み進めると、だんだん自分の中の女性の部分がポカリ、ポカリと浮かんでくるような感覚になりました。
女性の特徴が男性の思考と並べられているので、巷にあふれているビジネスのノウハウがほとんど男性に合わせたものだったことがよくわかります。
女性向け商品を作ろうとしていたところだったので、今、この本に出合えたのはラッキーでした。
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出版社より
「女性の買い物＝プリンセス・ストーリー」と捉えると、 お客様に「即決」で購入してもらえる秘密がわかる！
大原則1：女性と男性では、求めている「ストーリー」が違う
買い物は「新しい何か」を得るための「冒険」です。買い物をお客様が主人公の「新しい冒険物語」と捉え、主人公の心理や行動をマーケティング視点で分析してみます。
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大原則2：女性と男性では、登場人物の「設定」が違う 「購入までのステップ」を物語の展開に置き換えて紐解きます。冒険（購買）を後押しするキーパーソンや、行く手を阻む敵は誰でしょう？ |
大原則3：女性と男性では、主人公の「モチベーション」が違う 「何を求めて、買い物するのか」という購買のモチベーションを、物語の主人公の心理や欲求になぞらえて考えてみます。 |
大原則4：女性と男性では、意思決定の「中身」が違う 購買に至るまでのプロセスや心理を掘り下げ、どの段階でどのような情報の届け方をすると効果的なのかを解説します。 |
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大原則5：女性と男性では、何を「信じる」かが違う 購買を検討する過程で、買い手側が何を信用するかを踏まえないと、良かれと思って提示した情報が「信頼」を損なうことに……。 |
大原則6：女性と男性では、「関係性」の築き方が違う 物語に出てくる主人公の「仲間たち」との関係から、売り手とお客様との理想的な関係性（CRM）を探っていきます。 |
大原則7：女性と男性では、「未来」の見せ方が違う 「買う！」と決断するには勇気が必要。お客様に「安心」して購入してもらえるよう、サポートや保証について考えてみます。 |
著者からのメッセージ
お客様が男性でも女性でも、マーケティングの本質は変わりません。「売れる」販促物を作るには、顧客についてよく知ることこそが何よりも大切です。ですから、本書の目的はいたずらに性別を強調することにはありません。
一般的に、どんな方も「男性的」な側面と「女性的」な側面の両方を持っていることが多いのです。表層的な性別の違いに引きずられることなく、本書を通じてさまざまな考え方のサンプルを知ることで、ご自身のお客様に対する理解をより一層深めるヒントになれば幸いです。
著者について
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